韓国の歴史と文化
韓国はアジア大陸の東北沿岸の中心部から東南に延びる美しく古い歴史を持つ国である。韓国の国土面積は約22万km²で、韓半島(朝鮮半島)を中心にしてその沿岸に約3,400あまりの大小の島がある。
現在、韓半島(朝鮮半島)は地球上に残る唯一の分断国家であり、7,000万の民族が民族統一を願っている。最近南北が歴史的な首脳会談を持ち、和解と協力、そして自主的な統一に向けて大きな一歩を踏み出し始めた。
大韓民国の人口は約4,700万人でこのうち約1,000万人が首都ソウルに住んでいる。ソウルは600年あまりの間、韓国の首都として1988年には第24回夏季オリンピックを開催し、一躍世界にその名が広まった。 また、2002年に日本と共同で開催するワールドカップサッカー大会を控えて世界の人々の注目を集めている。
韓国を象徴する国花はむくげである。むくげは咲いてすぐに散る花でなく1度咲いたら長く咲き続ける花で、素朴な美しさを持った強い花である。
韓国の国旗は太極旗といわれ、白地に青色と赤色でかたどられた太極円型と四方に天・地・日・月を表す乾・坤・離・坎の四卦で構成されているが、この太極旗には韓国民族の固有の思想が込められている。

白地は韓国民族の純粋さと潔白さ、そして平和を象徴しており、韓国民族の代表的な衣装である白衣も表している。また、太極旗の中心部にある太極の中の青と赤は陰と陽、地と天を象徴しているが、その和合によって人間をはじめとするあらゆる生命が息づいていることを表す。 周りに配置された四卦は陰陽が育まれ大きくなっていく姿を表すものである。
韓国は秀麗な自然景観を誇っている。韓国人は昔からこのような景観を「錦繍江山」(美しい山河)と呼んできた。山河が奥妙な調和をなしていてまるで一幅の絵を見ているような絶景が描かれている。
されに韓国の気候は春夏秋冬の四季の変化がはっきりとしていて、全般的に冬が長くて夏が比較的短く、秋はさらに短いのが特徴である。
雨は主に夏に集中的に降る。ソウルをはじめとする中部地方では7月に、中部北側地域では8月に多くの雨が降る。ソウルの場合は、6〜8月の雨季に年間降雨量の約6割が降り、梅雨の時期である7月に降る降雨量だけでも年間降雨量の約3割に達する。